

コンポストを始めてみたいけどどこからはじめていいか分からない。
段ボールでも出来ると聞いてみたけど、いったいどうすればいいのか
虫はわかないのか
臭くないのか
旦那に嫌がられないか
そんな問いにお答えします。
コンポストってハードルが高く感じますよね。農家の方が肥料としてコンポストを使っているのは知っているけど、マンションやアパートでコンポストを作りたい!
そういう訳で、ベランダでできる自作コンポストについて解説していきたいと思います。
コンポストとは
私も最初はコンポストについて知りませんでしたが、色々と独学でコンポストについての知識を集めました。
コンポストとは
デジタル大辞泉より
都市ごみを発酵させて作った堆肥
堆肥の事。堆肥は元来農家で動植物原料から作る有機肥料であるが、最近は、廃棄物の資源化と農地の地力回復の観点から都市ごみ、特に生ごみを利用する方式が注目されている。この場合、一般にコンポストという。食品・紙パルプ・石油化学工業の排水処理汚泥、畜産廃棄物などが利用される。利用にあたっては肥料としての有効性と有害物質の含有についての確認が必要である。
つまり、生ごみから作る堆肥です。そして、堆肥というのは土壌を肥沃なものにするための肥料という事。
つまりこういう事です、人間が作った生ごみをコンポストで肥料に変えて、土壌にまき野菜を育てるという循環リサイクルなのです。
自作のコンポストを始めてみて


私も自宅でコンポストを始めてから気が付いた事があります。
それが、ゴミが大幅に減った
という事。
我が家は3人家族で小型犬を飼っています。2日も経つと40Lのゴミ袋はオムツやワンコのトイレシートやら生ごみで一杯になってしまいました。
ところがコンポストを始めてからと言うもの、ゴミは週に1回から1.5回というところで本当に我が家のゴミが減りました!
ゴミが減ると良い事ずくめで、ゴミ袋の消費は減るし、ゴミ出しもしなくていいし、ゴミを処理する為のCo2も削減できます。
そして何より、コンポストに生ごみを貯めるのが楽しくなりましたw
それでは自作コンポストについて紹介したいと思います。
コンポストは臭う?
これは断言できますが、臭いません!
すでに1年近くコンポストを続けてますが、臭ったことは一度もありません。
もちろん、臭いが気になる魚の皮やはらわたなどは、土の奥深くに埋めてしまうので、土の上までは臭いません。
おススメの自作コンポストは「段ボールコンポスト」


一番手軽にできるのが、この「段ボールコンポスト」と言って間違いありません。
そんな私も、息子のオムツの空段ボールをコンポストにしました。
段ボールコンポストの作り方
1.段ボールの底をテープで閉じる
しっかりと3か所、ガムテープで貼り付けます。
この際に、一か所のみテープで貼り付けたりすると隙間から土がはみ出る可能性があります。
2.蓋を作る
段ボールの蓋を自作するのもいいですが、私は基本的に放置しています。
特に臭いも出ないので、私は蓋はしていません。
3.底を風通しを良くする
水分はどうしても下部へいき、段ボール下側が濡れてボロボロになってしまうので、風通しをよくするために籠やスノコなどを置くと良いでしょう。
因み私はおかってにダンボールコンポストを設置していますが、直接地べたに置いてます。
4.専用の土を入れる
ここで投入するのはピートモス15Lとくん炭10Lです。
割合は3:2
入れたらよくかき混ぜる事
5.一日一回かき混ぜる
微生物を活性化させるためにかき混ぜます。
とはいえ、私は2,3日放置してしまう日もありますが、特に問題は無いと思います。
6.生ごみを入れる
一日に500gくらいを入れます。
大体、一日の生ごみ分くらいですかね。
私は専用のポットに生ごみを入れていて、一杯になったらコンポストに投入します。
段ボールコンポストに入れる生ごみ
量
おおよそ500gくらいです。
私が使用している専用ポットが一杯になるとおおよそ500gでした。
私が入れている生ごみ
最初は何を入れたら迷うかもしれませんが、けっこう私はガンガン入れてます。
因みにこんなものも
- 卵の殻
- カニの甲羅や足
- エビの殻
分解されにくい生ごみ
- 玉ねぎの皮
- 繊維質の多い野菜
- 骨
- 貝
生ごみが分解される期間は「3か月」
3か月の間、同じコンポストに入れ続けることはさすがに出来ません。
ですので、一杯になったら新しいコンポストを増設してそこへ生ごみを入れます。
結局、1個じゃ足りなくなってしまうんですよねw
コンポストはベランダのどの場所に置くべきか
ゼロへの道#9 ⚫︎コンポスト導入
ベランダで始めて1週間。今は試しにダンボール、茶葉が入ってた袋、ショップ袋で小さめに実施中。びっくりするほど臭いはないし虫も来てない模様!米ぬかも一緒に入れてます🌱#rinazero pic.twitter.com/DDF4CiVIcy— Rina (@r_zerowastelife) May 16, 2020
コンポストは基本的に匂いがしません!とはいえ、生ごみを土の中に埋めて3か月放置するわけですから、目立つところには置きたくはないですよね。
または夏場は虫が湧いてしまうかもしれません。
できれば、ベランダの開けない方の窓・又は壁側に置くのがベストですね。
実は楽しい「自作コンポスト」作ってみては♪
「生ゴミはゴミじゃない。土のご飯だ!」と言いながら受験勉強の合間にコンポストを混ぜる長男
土に触れると、ストレス値が53%も減ったというデータがある。彼は疲れたら畑に行くので、身体が求めているんだろうな
ストレスコントロールしながら勉強する子どもってたくましいなw pic.twitter.com/YkfGdiNIEn
— 佐藤陽平@体験教育家 (@yohei_sato8) December 14, 2020
私はコンポストを作ってから、ゴミを処理するのが楽しくなりました。
特にゴミをコンポストに入れて、土でかき混ぜる瞬間が、「育ててるな~」という感じで愛着が湧きますw
皆さんもぜひコンポストを自作してみてグリーンライフを満喫してみませんか♪