

キエーロって何?



コンポストと違うの?
そんなキエーロについて知りたい!という方の為にこの記事を書きました。
- キエーロが最高の天然生ゴミ処理機だと理解できる
- キエーロとコンポストの違いが判る
- キエーロの始め方が判る
キエーロとは
キエーロって、環境問題に気になっている方は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
キエーロはコンポストと言われたり、キエーロと言われたり、混乱しがちですが、ここでハッキリさせたいと思います。
キエーロについて調べましたが、実は開発者は日本人なんです!
最初は、メキシコとかスペインなのかな、と思ったら神奈川在住の方でしたw
キエーロを開発した方


キエーロの開発者は、神奈川県葉山在住の、「松本信夫」さんです。
またキエーロの開発秘話も面白く、子供が使わなくなった砂場に生ゴミを捨てていたら綺麗に無くなっていた事から、開発されたそうです。
キエーロとコンポストの違い
ここでコンポストの定義を挙げたいと思います。
コンポストとは
コンポストとは英訳するとCompost。
そして、Compostの和訳は「堆肥」です。
つまり、コンポストとは、家庭用の生ゴミを堆肥にして、畑の堆肥にする目的で作られています。
つまり農作業をする方に必要なアイテムであって、農作業をしない人にとっては関係のない物でした。
キエーロとは
家庭で出た生ゴミを処分するだけの生ゴミ処理機です。
別に堆肥に使う必要もなく、そのまま生ゴミを処理するだけの為にあるのが、キエーロなのです。
ですので、一戸建てでもマンションでもアパートでも関係なく、農作業をしていなくても手軽に生ゴミ処理機として使えるのがキエーロなのです。
キエーロの始め方
キエーロの始め方は簡単です。
特に容器がなくても、土があれば、土を掘って生ゴミを捨てるだけでいいんです!
ただし、環境的条件があります。
- 屋根があり濡れない事
- 風通しが良い事
結局、生ゴミを分解してくれるのは微生物なので、微生物が働きやすい環境を整える事が重要です。
それが上の条件です。
ですので、その環境的要件に合わせると、このように斜めに屋根を取り付けるのが、松本信夫さんが考えたキエーロの構造となります。
とにかくやってみないと始まらないので、おススメのキエーロを紹介します。
段ボールキエーロ


本当に簡単で、段ボールに黒土を入れるだけです。
生ゴミを入れて、2週間程で分解されます。
大き目の段ボールで問題無し!
ただし、紙なのでいずれ劣化し、破れる事もあります。
りんご箱キエーロ


これは我が家のリンゴ箱コンポスト。
屋根が透明の波板なので、温度が高くなって微生物が働きやすくなります。
プランターキエーロ


屋根さえあれば、プランターでもキエーロは可能です。
埋め込み型キエーロ


我が家に設置した大型の埋め込み型コンポストです。
地面に直接設置しているので、生ゴミをガンガン投入できます。
地面を掘れば際限なく掘れるので我が家では生ゴミを捨てる事が無くなりましたw
まとめ
キエーロコンポストって実はハードルがめちゃくちゃ低いんですよね。
段ボールと土さえあればキエーロが出来るのですから。
まずは皆さんも段ボールコンポストから始めてみてはいかがでしょうか。